マツダ株式会社

■ウェルワーク宣言
ものづくりが好き・興味がある若者を応援します!
キャリアアップのための資格取得を応援します!
ものづくりを通じて社会貢献したい人を応援します!


■社内の取り組み 経営者達の手作り社員教育
マツダ株式会社には様々な教育・支援があります。
新入社員には、合同会社「大阪ケイオス」での合同内定者ミーティング・新入社員研修。この研修では、各参加企業の経営者たちが自ら講師となり、経営者の右腕となるための考え方や、展示会・イベント企画などについて学びます。
内定が決まった時から、この研修はスタートします。様々な中小企業が合同で行うため、他業種の同期ができます。入社前の総仕上げには、経営者たちと極寒の雪山の中にブートキャンプへ行き、まるで親子のように対話することで、経営者たちの会社や社員への想いを聞き、自分が働く意味や意義を考えてもらいます。
入社後には、経営者たちと自分のキャリアについて話し合ったり、マーケティングの手法を使い、自社を徹底的に分析。課題や展望を見つけ、経営者たちに発表します。
最後には、新入社員達だけで、展示会出展や、イベント企画・準備・進行などをすべて行います。

▲ 大阪ケイオスの雪山でのブートキャンプ。過酷な環境が一体感を高めます。


■社会貢献 様々な社員の教育・支援制度
若手社員には「徒弟制度」を採用。それぞれに師匠にあたる先輩社員が付き、マンツーマンで仕事を教えます。これにより、教わる社員、教える社員ともに仕事への理解度を高めます。
その他にも、全社員の仕事の習熟度をはかり、それに応じて個々の評価・フォローアップを上司と経営者が行う「成長支援会議」や、製品のさらなる品質の向上を目指し、毎月1回「品質勉強会」を行っています。さらに、工場内の効率化を図るための改善提案を毎日社員が発表。その提案を評価し、特に優秀な改善提案には社長賞がおくられます。これにより、会社の効率化を社員全員で取り組むことができます。様々な成長の機会を提供することで、社員みんなが個性や特性を生かしながら働くことのできる会社作りを目指しています。

▲ 社内での品質勉強会の様子。製品の品質のため、基礎から勉強します。


■課 題 徹底した5S活動
会社内をきれいに整理整頓・清掃することで、危険や問題点がすぐに見つかり、すっきりとした気持ちで働くことができます。社内ではこの清掃を5S活動と呼び、推進しています。しかし、「仕事が忙しい」「どこから始めたらいいのかわからない」さらに5S活動をしてもまた汚れて、物が散乱。気が付けば元通り…ということで中々5S活動は社員に広まりませんでした。そこで、他社さんと連携し、「大和Link」を結成。お互いの会社を行き来し、問題点を指摘しあったり、活動を報告しています。社内でも整理整頓ができているかチェックする「5Sパトロール」を毎月実施し、5S活動する日を設けて、パトロールで指摘された場所を改善していきます。
社内でも5S活動が徐々に広まり、皆が意識しながら仕事を行っています。
マツダではこれからも安心・安全・綺麗な工場を5S活動によって目指していきます。

▲ 5S後の引き出しの中です。見やすくすっきり!


■学生へのメッセージ わくわくする人達との仕事を!
こんにちは!2016年入社の深水です。少しだけ私のお話しをさせてください。私は就職活動で苦労しました。マツダに内定が決まった時も12月で、まわりは就職活動を終えて、楽しそうにしていました。就職活動をしていると周りと比べてしまい、焦ることが多くなります。しかし絶対に妥協をしないでください。自分にとって何が大切か考えてください。私は「人」で会社を見ていました。どんな風に働いているのか、どんな事を考えているのか。自分がその会社の人たちと働きたいかどうか。そしてマツダ株式会社で働く人達と触れ合って、入社を決めました。
入社してからも皆さん優しく、たくさん気にかけてくれます。社員教育に対しても真剣で、大切にされていると感じることが多くあります。
私の就職活動の結果は大成功だといえます。皆さんも就職活動は大変だと思いますが、しっかりと自分の大切にしたいものを持って就職活動に臨んでください。
そうすれば、後悔しない就職ができると思います。



■ウェルワークレポート
2017年のアンケートで回答点数が高かった質問は「会社からスキルアップやキャリアアップが推奨されている」といった「教育/成長」分野、「評価の基準が明確であり、評価の説明が行われている」という「評価」分野でした。
マツダ(株)さまはひとりひとりに成長支援をされており、上司と定期的な面談が行われています。キャリアステップも明示されており、そこに必要な技術や知識も明確です。資格取得にも積極的に支援されており、今年は「者づくり検定」という社内検定を作成されました。この社内検定は、外部の資格を取得するため、事前に社内で行う模擬試験です。社内で既にその資格を保有している先輩が、後輩に対して模擬試験の作成と実技のアドバイスを行います。本番の試験までに2回模擬試験を社内で行うため、受験者は試験に慣れて本番を迎えることができます。
その他、一日一改善を実践されており、毎日1人、朝礼にて気づいた改善点を発表します。発表とともに改善提案シートも提出します。改善シートは改善によって得られる効果や必要なコストも考えて記入が必要です。提案された案件は幹部での議題にかけられ、協議の上、有意義であれば実行されます。この取り組みを始めた事で、社員が普段の生活から課題を見つけ、解決策を考えるという意識が身についてきたそうです。この点はアンケート集計結果からも「業務」部分で改善が見られました。

課題としては、自社の仕事が社会へどのように貢献しているのかを、実感知として薄い社員の方もいらっしゃるようです。業務改善が図られてきた今、次のステージとして社会との繋がりを社員ひとりひとりが自覚し働ける職場となればよりウェルワークな企業になると思います。

最後に、2016年度のウェルワーク認定は、分野別での認定を行っています。
アンケートとヒアリングの結果から、マツダ(株)さまは「社員の成長促進分野」にて「ウェルワーク認定」となりました。




  • 企業名・団体名マツダ株式会社
  • 創業年1968年
  • 従業員数17名
  • 電話06-6968-4981
  • HPhttp://www.matsuda-fastener.co.jp
  • 所在地大阪府大阪市城東区新喜多東2-4-19
  • 業種ねじ製造